Corpus blog
corpus.exblog.jp
トップ
|
ログイン
Information of recent Works
by corpus-days
カテゴリ
全体
未分類
以前の記事
2009年 07月
2009年 05月
2008年 09月
エキサイトブログ
最新のコメント
先日のワークショップあり..
by sola-1-sola at 22:34
ボーリズの神戸女学院は、..
by 八朔 at 00:50
はじめまして、夏みかんと..
by 夏みかん at 10:17
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
ネームカード
うわさのキーワード
XML
|
ATOM
skin by
excite
2009年 07月 07日
旧体育館が解体されました
大勢の方々にご協力頂きました保存運動の呼びかけも虚しく、去る5月25日より旧体育館 兼 社交館への立入りが禁止され、解体工事が着工されました。内装の撤去よりはじまり、現在は屋根や外壁も取り壊されれてしまいました。ブログにて紹介したチェコキュビズムの梁や柱、完璧な吸気構造をもつ暖炉も、残念ながら守ることができませんでした。
あの美しい空間のなかで、数々の貴い想い出をもつ方々に、心よりのお悔やみを申し上げます。ご協力頂いたすべての方々に、ご報告と御礼を申し上げます。
拙い写真ではありますが、せめて良き時代の精神に思いを馳せて頂ければ幸いです。
矢田部英正
#
by
corpus-days
|
2009-07-07 23:31
|
Trackback
|
Comments(
0
)
2009年 05月 28日
東京女子大学 「旧体育館」に寄せて
今年から東京女子大学で「からだのメソッド」の実技講座が開設されている。武蔵野身体研究所より徒歩5分。週1日の勤務先である美しいキャンパスは、日本近代建築の父と言われた「アントニン・レイモンド」による設計であることを知った。
仕事場はキャンパスのほぼ中心にある「旧体育館 兼 社交館」。はじめて訪れたときは二階のバルコニーで花見が催され、コンクリート製の大きなフラワーベースには、卒業生の手によってたわわに花が生けてあった。この社交の学舎は、「キャンパス整備計画」の名のもとに、いままさに解体され、有事に学生が避難するためのオープンスペース、つまり「さら地」になろうとしている。
#
by
corpus-days
|
2009-05-28 12:02
|
Trackback
|
Comments(
0
)
2009年 05月 28日
音と風の設計
外観の古びた旧体育館の素晴らしさに気づいたのは、その中ではじめて授業をした時だった。結構な広さがあるのに声を張り上げる必要がない。普通に話す調子で気持ちよく授業ができる。学生が10人であっても、50人であっても、この空間の内部では同じように座がまとまるのだ。
「レイモンドは音に敏感な建築家であった」と、まな弟子である三沢浩氏から聞いた。音と空気の流れを心地よく納めることが、設計者にとってどれほど大変な仕事であるのか、力強い調子で語っておられた。眼に見えない「心地よさの論理」は、現代ではなかなか理解されない。「怒り」でも「諦め」でもない、「事実」を語る言葉は強かった。
光と風を取り込む「引出し窓」は85年間現役である。「構造」「建て付け」がいかに綿密になされていたか。レイモンドは「風の流れ」を日本家屋から学んだという。
#
by
corpus-days
|
2009-05-28 11:11
|
Trackback
|
Comments(
0
)
2009年 05月 28日
建築は内部である
ゆるやかな階段を登ると二階のバルコニーからフロアーの全景が見える。この広い空間に満ちている、暖かく落ち着いた空気に触れるとき、「建築は内部なのである」というレイモンドの言葉が思い出される。
#
by
corpus-days
|
2009-05-28 10:44
|
Trackback
|
Comments(
0
)
2009年 05月 28日
劇場としての体育館
この体育館はもとは劇場としてつくられたものだった。1917年 レイモンドはフランス演劇の父といわれるジャック・コポーから、ガリック劇場(N.Y.)の舞台設計を依頼されたことがある。上下階に舞台があり、二階の両袖にはバルコニーのついた出窓があり、同時に4つの場面が設定できる旧体の舞台は、フランス現代劇の粋を集めた劇場でもあった。
柱や梁の構造部分は、「チェコキュビズム」に由来する五変形のエッジが美しく重層し、宮殿のような風格さえある。1918年よりわずか10数年しか存在しなかったこの短命な建築様式は、世界の建築史にとっても稀少な遺産である。
#
by
corpus-days
|
2009-05-28 10:27
|
Trackback
|
Comments(
2
)
< 前のページ
次のページ >